歩きお遍路45日、自転車遍路15日と言われています。
お遍路の大きなハードルは時間とお金です。
節約するなら日数を減らす!
これがいちばんの節約お遍路につながると思います。
時間に関しては、費やせる時間が様々なので今回は低予算で回るためのポイントを上げていきます。
低予算化のポイントは3つ。
①日数
②宿
③食べ物
以上の3点です。
詳しく説明していきます。
まず初めにお遍路の平均費用についてです。

1日10000円くらいが平均のようですね。
内訳 | 1日の目安 | 45日の目安 | 野宿の場合 |
宿泊費 | 5000〜7000 | 225000〜 | 0も可能 |
食事代 | 2000〜3000 | 90000〜 | 90000〜 |
雑費(納経、洗濯など) | 1000〜2000 | 45000〜 | 45000〜 |
交通費 | 10000〜 | 10000〜 | 10000〜 |
合計 | 12000〜 | 370000〜 | 145000〜 |
以上が平均的な予算感になるかと思います。(自転車、歩き遍路の予算です)
①とにかく日数を減らす
節約の効果が高いのは、まず日数を減らすことがいちばんです。
実際、野宿で回っても食事代が結構かかりました。
どんなに節約しても、食べ物などにお金はかかってきます。
日数を早く切り上げることが節約にはいちばん効果的です。
しかし!
何度も行けるチャンスのないお遍路。ゆっくり回りたいのも事実です。

矛盾しちゃってる気がしますが。自分の計画とよく相談してみることが大事かな。
②宿
キャンプなどが趣味の方は、ぜひテントを背負って回ってみて欲しいです。
歩き遍路さんだけが使える宿泊所なども点在しているので軽量のテントで歩いてみるのもおすすめです。(テントは1kgを切るものを)
自立式ならテントを張る場所を選びません!




軽量タープなら荷物が大幅に軽量化!



ベンチ直寝は撤収もスピーディーでクセになります。


テントを張った回数分、宿泊費を食費に回せます!
それでも野宿だけで回り切るのはなかなか困難です。
そんな時は宿泊先をゲストハウス、遍路宿の活用をお勧めします。



遍路宿は同じお遍路さんと、ゲストハウスはお遍路さんや海外の方と交流が持てます。
交流もお遍路の醍醐味です。野宿の人も拘らず週に一度は宿をお勧めします。
食べ物
これは絶対必要。節約目線で行くと自炊を増やすことが効果的。
地のものは1日一回にするなど自分のルールも決めましょう。




コンビニの誘惑に負けるな!
歩き遍路中、無駄な歩行は1歩もしたくないというのが本音。スーパーが近くにあっても狭いコンビニを多用してしまいがち。自分に余裕のある時はスーパーを活用しましょう。
その他
納経代、これがバカにならない。2024年から納経代は500円に値上げされています。(八十八ヶ所で44000円)


納経に拘らないのであれば、白衣に押してもらうこともありかもしれません。(白衣に納経の場合300円です。ただし着て歩くと滲みます)
2回目以降に回る方は納経ではなく重ね印になるので300円です。
備考:働きながらお遍路は可能か?
私はタイミーとデイワーク(農業バイトアプリ)を使って数日お金を稼ぎました。
野宿しながらバイトに向かうというのは普段味わえないドキドキでした。
デイワークの方が服装などでお遍路中でもやりやすく、親和性があるように感じました。
タイミーの場合は制服の有無、髭や容姿の注意事項を確認してやってみましょう。
まとめ
節約にいちばん効果的なのは日数を減らすことが確実です。しかし急ぎすぎて怪我をしたり、
もっとゆっくりすればよかったと後悔しないためにも自分に合った計画を立てていきましょう。
時間がある人は計画立てずに歩くお遍路がいちばんお勧めです!